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ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)内にある「The V&A Café」は、世界初の美術館併設カフェとして1852年に開店し、現在も多くの来館者に愛され続けています。
ヴィクトリア時代に活躍した建築家ジェームズ・ギャンブルによる設計「ギャンブルルーム」 / 完成年1868年 ©︎ Travel Europe
カフェ内は、ウィリアム・モリスが手掛けた「モリス・ルーム」をはじめ、ジェームズ・ギャンブルやエドワード・ポインターがデザインした3つの部屋に分かれており、それぞれが独自の美しい装飾と落ち着いた雰囲気を持っています。
ギャンブル・ルームの豪華な内装は、見た目の美しさだけでなく、火災や蒸気、食べ物のにおいへの耐性、清掃のしやすさといった実用性も重視されていました。鉄製の天井板は防火性と衛生面を兼ね備えており、当時火災への意識が高かったヴィクトリア時代ならではの工夫です。南ケンジントンがまだ田園地帯だった当時、消防車の到着にも時間がかかると考えられていたことが背景にあります。
ボリューミーな本格的キッシュロレーヌ(18ポンド)、さくさくクロワッサン(3ポンド)、カプチーノ(4.5ポンド)©︎ Travel Europe
提供されるメニューは、サンドイッチやサラダ、スープ、フィッシュパイなどの軽食から、デザートやアフタヌーンティーまで多彩で、英国の伝統的な味を楽しむことができます。
また、館内には「ガーデン・カフェ」や「コートヤード・カフェ」など、屋外でも楽しめるカフェがあり、天候の良い日には美しい庭園を眺めながらのひとときもおすすめです。
ヴィクトリア&アルバート博物館の中心部に位置するジョン・マデイスキー庭園 ©︎ Travel Europe
美術鑑賞の合間に、歴史ある空間でのカフェタイムをお楽しみください。
(取材年:2025年)
※内容は変更される可能性があります。最新情報は公式ウェブサイトなどでご確認ください。
The V&A Café
開館時間や営業時間、定休日は変更になる可能性がありますので、事前にご確認ください。