14世紀ルネサンスから現代アートまで
700年にわたるアートの歴史

フランクフルトのマイン川沿いにあるシュテーデル美術館は銀行家シュテーデルの豊富なコレクションを展示しています。ヨーロッパの豊富な名画コレクションを誇り、所蔵数は約10万点。フェルメールやピカソをはじめ、14世紀から現代までの美術を堪能できます。
ここに展示されているフェルメールの『地理学者』はパリのルーヴル美術館にある『天文学者』の対の作品で、制作時期は『天文学者』の1年後のものだと言われています。数少ないフェルメールの署名が入った貴重な作品です。
また美術館の外観は1966年に開館当時の姿を復元していますが、地下は丸い天井窓がたくさんついていて非常に現代的な雰囲気。庭に出て見ると、芝生が敷いてある部分に天井窓が出ていて面白いスペースになっています。